開国の父 老中・松平忠固
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記 事

【129】実はオランダ語の日本語≫

高島秋帆逮捕で忠固がキレる

蛮社の獄で忠固に近い渡辺崋山ら蘭学関係者が処罰されたのに続き、洋式大砲の実演演習を行った高島秋帆までも捕らえられます。

崋山らの罪状も『政権批判』などという強引なものでしたが、秋帆の罪状はもっとひどく『出島のオランダ人たちと共謀した謀反の疑い』などという根も葉もないものでした。

これで忠固もキレたのでしょう、政権内での鳥居耀蔵との対立は頂点に達します。

そして、老中首座・水野忠邦は忠固を罷免し、鳥居を昇進させます。

 

 

 

軍事用語は必ずオランダ語、ランドセルも

ペリー来航の12年も前に洋式砲術実演を行った高島秋帆の行動は称賛に値します。

秋帆はオランダ人から「軍事用語は必ずオランダ語を使うこと」という条件で砲術を教わりました。

秋帆は師の教えをきちんと守り、江川英龍ら門人たちも「進め」「止れ」「撃て」等の号令はオランダ語で行いました。

ちなみに、ランドセルは高野長英が「ラントスル」と訳すなど当時のオランダ語が語源です。

 

 

 

お転婆やポン酢もオランダ語

実はもはや日本語として定着してしまっているようなオランダ語源の言葉はたくさんあります。

お転婆・・・オテンバール

ポン酢・・・ポンスに酢をあてた。橙のしぼり汁

カトリック・・・英語ではカソリック

ドイツ・・・ドイツ語ではドイチュラント

ドル・・・英語ではダラー

ビール・・・英語ではビア

ペンキ・・・英語ではペイント

ポンド・・・英語ではパウンド

オルゴール、ガラス、コック、ゴム、シロップ、ハム、ホース、ポンプ、メス、リンパ、レッテル等々。

オランダ・・・『オランダ』自体はポルトガル語「Holanda」由来(笑)

 

 

 

 

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