開国の父 老中・松平忠固
石河政平/井戸覚弘
【150】忠固の左腕・井戸覚弘≫
長崎奉行・井戸覚弘
『忠固の右腕が勘定奉行・石河政平だとすれば、左腕は長崎奉行・井戸覚弘』と言えます。
井戸覚弘は忠固が大坂城代へ昇進した同じ年に、目付から長崎奉行に昇進します。
そして忠固が老中となって翌年に起きた事件が『プレブル号事件』であり、その対応をしたのが井戸です。
これは、ジェームス・グリン中佐を艦長とする米国戦艦プレブルが長崎に来航、米国人遭難者13名と日本で初めて英語を教えたラナルド・マクドナルドを引き取った、という事件です。
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